HDDVDから東芝撤退のインパクト

2月19日に、東芝が次世代DVD事業からの撤退を表明。
映像媒体をめぐる規格争いに決着という報道。
ブルーレーとHD(ハイ・デフィニッション)の競争。
ソニーと東芝。
ソニーはブルーレー、東芝はHD.で競争。
今年の1月になって、勝負がつき、2月19日に東芝が敗北・撤退の発表。


80年代のビデオテープでは、ベーターマックスで僚友の2社。
ソニーのベーターマックスに東芝が追随。
放送局等もこのビデオテープを使っていて、
優勢だった。
ところが、日本ビクターが松下電器と組んで、大逆転。
ビデオのソフト屋さんに行くと、ベーターのコーナーとVHSのコーナーがあった。
ベーターのカセットは小さく、VHSのそれは大きい。
だが、だんだん、VHS,のソフトが増えていった。
VHS規格が天下をとり、ソニー・東芝のベーターが敗退。



東芝の変わり身は早い。
手のひらをかえすように、VHSに規格変更し、勝ち組になった。

 ※映画「陽はまた昇る」(西田敏行主演)はビクターサイドからこの動きを描いている。



このビデオテープの規格決定過程では、私の家族は被害者。
1980年代の初めに、オクサンが日本テレビ「ズームイン朝!」に2週間ほど連続出演。
素人の奥さん2人がエジプトでの珍道中。
ピラミッド、ラクダ、食事等を紹介。
その録画を毎朝放送。
当時のキャスターは徳光和夫さん。



この番組を録画するのに、大金をはたいて録画用のビデオデッキを購入。
20万円以上もした。
ソニーのビデオデッキで、テープは当然ベーターマックス。
このビデオデッキが大きくて、重かったのを覚えている。
家宝ともいえるベーターのオクサンのテレビ出演記録は、どこにあるのか。
今は完全に忘れている。



ビデオテープでVHSの規格に敗れた2社が今回は次世代DVDで対立。
そして、ソニーが勝ったという動き。
アメリカのコンテンツ産業の動きが決め手になったと報道。
その裏で、ナショナルの名前をパナソニックに名称統一をした松下電器。
その新世代DVDのブルーレーディスクの技術が決め手になったという。


東芝の次世代DVD事業からの撤退で、あわてたのが青森県のマスコミ。
五所川原市に立地している「東芝メディア機器」
東芝DVDの駆動装置の国内拠点。
500人の従業員がいる。
その仕事がなくなるという心配が報じられた。



生産を中止し販売は3月末までという。
それに反応し、五所川原の工場大量失業者を心配。


同じ日に、東芝は岩手県北上市にフラッシュメモリーの工場を建設と発表。
来年の春に大型投資をするという。
新世代DVDの次の媒体といわれるフレッシュメモリー。
その大型工場投資が四日市と北上に決まった。


北東北で2つの地域に明暗。
北上市は喜びにわいた。
五所川原市の東芝メディア機器の仕事がなくなる。
そんな悲喜こもごも。
五所川原の工場は他の生産に転用するという方針が出るまでは、
青森県のマスコミは暗かった。


娯楽コンテンツの媒体という新しい商品をめぐる産業。
これにはこれからも目が離せない。
自分の楽しみの道具選びだけではなく、
国内の新しい工場立地の動きとして。

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